メソセラピーは、1952年にフランスの医師ミシェル・ピストール(Dr. Michel Pistor)により提唱された、少量の様々な薬液を治療部位に直接注射していくという治療法です。少量の薬液を注射することで副作用は最小となる一方、治療部位に直接注射するため最大限の効果を得ることができます。 このメソセラピー理論は、ヨーロッパを中心に急速に広まり、現在では急性・慢性の痛み、スポーツ外傷、血管の病気、感染症、美容などの幅広い分野で応用されています。
わが国の美容医療においては、10年ほど前に局所の脂肪を溶かす治療法としてメソセラピーが注目され、急速に普及しました。このため「メソセラピー」=「脂肪溶解注射」と見なされることが多いのですが、実際にはメソセラピーは上述のような多種多様な疾患の治療に応用されています。つまり、メソセラピーとは治療部位に直接薬液を注射する治療法の総称であり、脂肪溶解注射はその中のひとつということになります。
メソセラピー痩身では、薬液を注射することにより、脂肪組織を細胞レベルで分解し、尿や便として体外に排出することで局所の脂肪を減少させます。部分痩せに最適で、二の腕やお腹周り、太ももなどの気になる脂肪を選択的に減らすことができます。脂肪細胞の数も減るため、リバウンドしにくいのも特徴です。
メソセラピー痩身で使用される薬液の主成分は、フォスファチジルコリンという大豆レシチン由来の薬剤で、脂肪細胞の外に脂肪を出しやすくする作用があります。この薬剤は高脂血症や脂肪肝などの治療薬として、海外で長期間使われてきた実績があり、皮下注射においても重篤な副作用の報告はありません。
当クリニックでは、このフォスファチジルコリンに加え、代謝を良くする薬剤などを数種類混ぜることによって、より効果と安全性を高めた薬液を使用しています。